店長(以下、店):ブログ管理人の店長です。「普通免許一発試験70日間奮闘記」、とうとう終わりました。読んでくださった皆様、お付き合いいただきありがとうございましたー。
ししまる(以下、し):柴犬ししまる15kgですー。いやー、ホントに長かったですね。
店:うん。6、7本で終わるかと思ってたんだけどね。
し:しかも1本が結構長いですしね。店長ダラダラ長く書くから。ちゃんと全部読んでくれた人が一体どれだけいらっしゃるか……
店:そこはまぁアレですよ。基本的には自己満足ですから。ははー。もちろん、読んでよかったと思ってもらえたら嬉しいですけど。
し:そもそもネタがね。一発試験なんてマイナーなネタですからね。店長が本編で書いてたとおり、受ける人が全体の2、3%っていう。
店:それを運転経験ゼロのいい歳したオトナが挑戦するというところに、壮大でスペクタクルなドラマがあるワケよ。
し:免許ナシの中年のオッサンが免許アリに変わるということに一体どれほどのドラマがあるんです……? それに言葉の意味もしらずにノリで言ってるんでしょうけど、「スペクタクル」って「壮観な」とかって意味で、見た目がスゴいってコトですから。写真もほんのちょっとでしかも同じヤツ使い回しのダラダラ長文記事で「スペクタクル」って。
店:さて、このあとがきでは、本編で書かなかったことをちょっと書こうかと思います。
し:きっちり流しましたね。しかもまだ書くんですかこのネタで。
店:お金のこととか。
し:それ一番書くべきネタでは?
店:だからそれをいまから書くんだってば。
かかった費用
店:今回の免許取得にあたってかかった費用を、ざっとまとめてみました。こんな具合です。
し:およそ25万円……安くはないですね。
店:フツーに指定教習所に通って取ると、AT限定だと全国平均で約29万円らしい。だから、「ちょっとは安く済んだ」くらいかねー。合宿だともっと安いトコもあるみたいだし。まぁ、それも追加料金とかあって最終的な金額が違ったりするのかもだけど。
し:長引けば長引くほどお金が追加でかかるのは教習所でも同じみたいですしねー。一発試験も、試験に落ちるたびに試験料かかるんですよね。店長の場合、仮免と本免、もし1回で受かってたら試験手数料の小計は12,050円浮いて26,900円でした。
店:1回で受かりたかったけどねー。やっぱり壁は高かった。特に仮免。僕とおなじようなド新規で1回でクリアって、相当ハードル高いと思うわ。一方で、本免が2回でクリアできたのはラッキーだったのかも。
し:大きいのはやっぱりスクール費用ですね。交通費と合わせて約20万円。免許とるには練習せにゃだし、そのための「人・場所・車」が必要ですから、これは必要経費ですね。
店:そのスクールの中でも一番安くて短いヤツにしたんだけどねー。ところが、ネットで見かけたんだけど、ド新規なのに指定外のスクールすら使わない猛者もいるらしい……
し:えっ、なにそれ。合法ですか?
店:合法合法もちろん合法よ。僕もヌシ様に協力してもらって使わせてもらった府中試験場のコース開放あるじゃん。アレで家族と自家用車でひたすら練習して、仮免1回でクリアしたらしい。僕もそうだったけど、あのコース開放は無免許でも練習できるからね。
し:すごい! あのコース開放、1回2,200円ですから、10回行っても22,000円……往復分含めたガソリン代、多く見積もって1,000キロ分で1万円としても32,000円。コレを店長のスクール費用と置き換えたら、トータル8万5千円くらいで済みますね。そりゃすごい。
店:すごいんだよ。それに、お金の問題を別にしても、コース開放の練習だけで仮免技能を1回で合格するのはやっぱりすごい。ただ、あのコース開放は祝日と土曜日しかやってないから、やるとしたらどうしても長期戦になるけどね。
し:別に1回で受からなきゃいけないって縛りもないですしね。長期戦覚悟で、かつ、協力してくれるご家族がいれば採用できるプランですね。そう言えば店長、上の計算に、ししまる号使ってコース開放と路上練習で走った分のガソリン代やら高速代が入ってませんが。
店:そこはヌシ様のご厚意に甘えた、ということで。実際乗せたら3千円くらいじゃないですかね。
し:これでもしヌシ様に拘束時間分を時給で払うなんて話になったらとんでもないことになりますね。そこもご厚意に甘えときましょう。
かかった日数
店:続いては、免許取得に費やした日数です。
し:期間としては、記事のタイトルにもなったとおり、70日間だったんですよね。
店:そう。だいたい2ヶ月ちょいだね。当初は「僕ってば器用だからちょちょいっと1ヶ月くらいで取れるんじゃなーい?」なーんてこと考えてましたけど、大甘でした。
し:一体何を根拠に「僕ってば」なんだか教えてほしいですよね。
店:そこはまぁアレですよ。ノリですよノリ。ただ、負け惜しみじゃなく事実として、なかなか試験の予約が取れなくて期間が伸びてしまいました。
し:本免の最後の予約、1ヶ月以上先でしたもんね。
店:夏場は混むってウワサでは知ってたけどアレはホントにビビッたわ……もし2回目の試験が前倒しできてなかったか、さもなきゃ2回目も落ちてたとしたら、もしかしたら今もまだ免許取れてないかもしれない。
し:当初の予約日、8月の下旬でしたからね。そのまま行って落ちて、またもう一回落ちて、ってやってたら、ありえる話です。
店:逆に、試験受け始めた6月とかはまだ空いてたからね。もし、全部の試験を1回でクリアしてたら、1ヶ月は無理でもひと月半くらいで取れてたかも。
し:実際にはそうならなかった、と。
店:はいはい。で、「免許取得のために外出した日数」を数えてみます。
し:20日……意外と多いですね。もっと少ないのかと思ったら。
店:これも、なかなか試験に受からなかったことが原因で増えております……
し:そっか、試験日が増えるだけじゃなくて、そのための練習の日も増えますもんね。
店:もしストレート合格だったら、試験受験日は3日減って5日になるし、練習も、最初の仮免技能落ちてから追加してるから、ストレートなら3日減って9日、合わせて14日になってた。
し:14日っていうと、合宿で取れる最短日数とタイですね。それが合宿にも行かずに出来たってんならよかったですが。
店:はい、現実にはやっぱり厳しかったということです。それでも、指定教習所に通学するパターンと比べたら、もしかすると少ないかもよ、20日って。
し:そうですね。スケジュールの組み方にもよりますけど、20日は割と少ないほうかもしれません。なんと言っても学科教習ないのが大きいですよね。
店:そこです。僕にとって一発試験の最大のメリット。もはや「唯一」と言っちゃってもいいかもしれない。指定教習所行ったことないから比較なんてできないんだけど。
し:学科は仮免も本免もちゃんと1回でクリアしてますから、学科教習受けずに済んだのは間違いなくメリットだったと言えますね。
店:なるべく早く免許取りたいってそもそもの理由も、早く免許が欲しかったワケじゃなくて、外出する回数を少なくしたいってところから来てるしね。学科が自習でOKってのは、一発試験を受けることにした決め手だったと思う。
し:仮免取ったあたりから、だんだん「早く取りたい」って雰囲気になってましたけど。
店:本編でも書いたけどさ。もう早く解放されたかったのよ。この「免許取得地獄」から。
動機
し:どうして今になって免許を取ろうとなんかしたか……って、そういうのフツー先に書きません? 最後のあとがきの、さらに最後に書くって。
店:だって、なんで僕がいままで免許持ってなくってなんで僕がいまさら免許取ろうとしたかなんて、僕が一発免許取りましたって話だけでも相当どうでもいい話なのにそれ以上にどうでもいい情報でしょ?
し:的確な客観的分析をどうもありがとうございます。けどね、そう言いながら結局書いてるあたり、その上でそういうコト言うのもちょっとアレですよ。
店:えっとですね、僕は東京生まれの東京育ちでして。東京っていってもはじっこの練馬なんですけど。
し:結局書いてるあたり。
店:免許を持っていなかったのは、単純に取る必要もなければ、取りたいという欲求もなかったからです。
し:まぁ、クルマなくても都内を動き回る分には困りませんもんね。
店:そう。ワタクシ昔っから行動範囲が狭くてですね。日常的に動き回る範囲は自転車だったし、そもそも遠出することなんかめったになくて。だから学生の頃とか、免許取ろうなんて全然思わなかったんだよね。ちなみに、このことは自分の周りではそんなに珍しくもなかったです。もちろん免許取ってた人もいたけどね。
し:その点でいくとヌシ様は。
店:あの人の場合は、時代も場所も違うしね。ヌシ様自身も10代のうちに免許取ったらしいし、割とみんな免許持ってて当たり前、だったみたいだよ。もちろんペーパーじゃなくてガンガン乗ってたらしい。東京来てから乗ってない時期も長かったみたいだけど、ウチのししまる号が来た時から、ヌシ様はフツーにヨユーで運転してたでしょ。
し:ですね。ヌシ様が運転席で、僕と店長が助手席、ってのが、ウチのドライブの定番ポジションでしたね。で、なんで急に店長が免許取ろうと思ったんです? ヌシ様が運転できるのに。
店:うん、ものすごくざっくり言えば、ししまるくん、君のせいだよ。
し:え、僕ですか。きっとものすごい言いがかりなんでしょうね。犬のせいにしないでください。
店:もっと言えばヌシ様のせいなんだけどね。
し:やっぱり。
店:ほらウチよくキャンプ行くでしょ。
し:一応このブログもキャンプ記録用に作ったんですもんね。いま現在まったくそんな気配がなくなってますけど。
店:ブログのことはさておき、とにかくしょっちゅうキャンプ行くでしょ。まさかヌシ様がそんなにキャンプ続けるとは思わなかったんだよ。いや、キャンプだけじゃなくて、クルマで出かけること自体がすごく増えた。
し:まぁ、そのためにわざわざクルマ買ったんですもんね、ししまる号。ヌシ様、喜んでたし、ちょっと後悔もしてましたよね。僕が小さいうちからもっと早くクルマ買っときゃよかったって。
店:そうそう。そのくらい、君と一緒に出かけるのが楽しくて仕方ないのよヌシ様は。君が来るまではロクに旅行なんてしなかったし、そもそもヌシ様はアウトドアとかあんまり好きじゃないしね。
し:うわぁ、アレだけキャンプだなんだって書いててその要素はアリなんですか。とりあえずヌシ様が僕と出かけるの大好きだってことは伝わってきましたし知ってましたけど。
店:大変な時もあるけど僕もキャンプは楽しいし、それはいいんだけどね。とにかく、どういう状況であれ、自分がこんなにしょっちゅう長野やら群馬やら栃木やらに行くようになっちゃったからさ。これだけ頻度が多いと、ヌシ様だけじゃなくて自分でも運転できた方が都合がいいシーンも出てくるだろなと。
し:頻度。そうですね、「たまのことだから」と思えばわざわざ自分でって思わないけど、ちょくちょくあることとなると、ですね。
店:万一、出先でヌシ様が運転できないような状況になった時、僕が運転できるのかどうかで、取れる対応がだいぶ違ってくるよなと。
し:人を手配するにも、お金と時間がかかりますしね。
店:そう。運転できなきゃできないで、その時それなりにどうにかするしかないけどさ。実際、運転できないところまでは行かなかったけど、キャンプ先でヌシ様が熱出しちゃって、結構しんどい状態で運転して帰ってきたこともあったんだよね。
し:あー、マウントフジ行った時ですね。あの時点でもしも店長が運転できていれば……
店:迷わず帰りの運転は僕がしただろうね。そうすると当然ヌシ様が助手席に座って、あの時の大惨事がヌシ様に……
し:わーわーわーわー。聞こえませんー知りませんー。
店:ともあれ、そんなワケですよ。クルマで遠出する機会が増えたから。
し:14文字で書けることをわざわざ僕のせいにしてまで膨らませていただいてありがとうございました。
店:だからそれもウソじゃないんだってば。君が来てなきゃヌシ様はいまでもきっとクルマ買ってなんかないし。
終わりに
し:結局このあとがきも長くなりましたね。
店:まあまあ。もうコレでおしまいだから。
し:しれっとキャンプの話とかも書けましたしね。キャンプ記録用のブログで、しかも「ししログ」なのに僕が全然出てこなかった免許話もようやくおしまい。やれやれです。
店:いやいやだからこうして、ししまるさんにご登場いただいてるじゃないですか。
し:このブログでも擬人化させちゃって、コレじゃインスタとおんなじになっちゃうじゃないですか。「インスタと違うように書きたい」ってんでわざわざブログ始めたのに。
店:でもこういう対話形式みたいなのは、新しい試みでしょ。
し:擬人化させるだけでも結構アレなのに、それで自分と対話してる形式にするとか、もうなんか相当アレですよね。
店:「アレ」で結構。本編の三人称の文体よりずっと書きやすいしー。読むほうも多分ラクなんじゃない? コッチのほうが。
し:どうですかねー。まぁ何はともあれ、長々とお付き合いくださった方、本当にありがとうございました。
店:またキャンプの話も書いていくので、今後ともよろしくお願いします!
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グリーン免許証。 安全運転でゴールド目指しましょう。 |
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