お祓いしてもらいました。
東京都青梅市にある「武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)」へ行ってきました。
神社やお寺は、神域である境内に犬畜生を立ち入らせることを良しとしないところも多くありますが、こちらの神社は犬連れOKどころか、犬のご祈祷までしてくれます。日本書紀にちなんでオオカミをお祀りしていて、そのオオカミ様は江戸時代から「おいぬ様」と呼ばれていたんだとか。そのことにちなんで、犬に縁のある神社となったそうです。
神社のお札には、江戸時代から今に至るまでオオカミの絵柄が描かれていて、公式サイトのロゴや背景にも、お札と同じオオカミ様の図案が使われています。そのオオカミ様の図、よく見ると目の部分が三日月型になっています。これは、この武蔵御嶽神社と、木曽の御嶽神社、甲府の金櫻神社の3つを「日本三御嶽」と呼び、それぞれ「雪月花」になぞらえて、木曽を「雪の御嶽」、武蔵を「月の御嶽」、甲府を「花の御嶽」とされたことにちなむそうです。♪雪月花、へつらわないのが犬心♪ byシズカ・クドー。
さて、こちらの神社は山の上にあります。まずは御岳山の中腹にあるケーブルカーの「滝本駅」までクルマで移動。滝本駅の駐車場にクルマを停めます。「滝本駅」と山頂付近の「御岳山駅」の2駅をつなぐケーブルカーは「御岳登山鉄道」という京王系列の鉄道会社運営。おいぬ様参りのため、もちろん犬同伴OKです。ただし犬も体重に応じた運賃かかります。乗り方の注意なども公式サイトに載ってます。
片道およそ6分のケーブルカー。犬はケージやカートなしでもOKで、歩かせてもいいそうですが、そこそこ混んでいたので自主的に抱っこ紐。
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切符を買って乗ります。 |
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がたんごとーん。 |
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ぐんぐん登ってます。 |
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御岳山駅到着ー! この時点で11時25分。 |
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案内図、「神社まで約15分」の文字。 現在地は赤線のだいたい真ん中あたり。 |
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境内の近くは商店街になってます。 |
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お蕎麦屋さん。 犬連れOKとのことで帰りに寄らせてもらいました。 |
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11時50分、大鳥居が見えてきました。 |
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鳥居前の手水舎には「ペット用水場」。 ありがたい。 |
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ほらほらちゃんとお参りして、お願いして。 |
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「何をお願いするんですか?」 |
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家内安全、無病息災、商売繁盛。 |
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犬の名前や飼い主の名前、 ご祈祷してもらう内容などを記入します。 |
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呼ばれるまでひと休み。 |
祝詞を上げていただいて、御幣をばっさばっさやってもらって、ちゃんと犬の形をした犬用の形代(かたしろ)で厄落とししてもらいます。別にお参りするのに服装規定があるワケでもないですが、ヌシ様の真っ白なジャージはどうなんでしょう。♪なんにもわかっていないひとね♪ 店長も真っ黒のジャージなんですけれど。
ご祈祷の様子は動画もあります。
ちなみに形代というのは、(本来は)人型の紙人形を実際の人間の身代わりとして、本体に降り掛かる災厄(病気やケガ含む)を代わりに受けてもらう、という割とポピュラーなおまじない(「呪いのワラ人形」とかも用途が真逆だけど同じ類)。で、このころ、ししまるが体をかゆがることが多く、それで股をひたすら舐めてしまうので、よくなりますようにとヌシ様が股を念入りに形代でなでたそうなんですが、「何度もなでつけてたら、形代にししのオシッコがちょっとついちゃった」と。どこまでバチあたりなんでしょう。ししまるに神罰がくだりませんように。いまのところ大目に見てくださっている模様。
無事にお参りを済ませた後は、せっかくなので周辺のハイキングコースを歩いてみることに。
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12時50分、大鳥居へ降る階段。 結構急なのと人が多かったのとで抱っこ。 |
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13時35分、途中の休憩所でひとやすみ。 ここまででだいたい40分くらい。 |
なかなかにハードな道のりでしたが、人も混んでおらず、割とのびのび散歩できました。ししも山道はやっぱり楽しいみたい。
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14時25分。いい景色、そしていい天気。 |
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14時50分。よく歩いたねー。 |
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その道中。舗装路ですが、急勾配です。 そりゃそーだケーブルカーで登ってくるところなんだから。 |
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参道の入り口で記念写真。 へとへと。 |
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ケーブルカー駅が見えます。 乗れば6分だったのにね。 |
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パック寿司と駅で買ったおみやげで打ち上げ。 |
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ししもよく歩いたね。 お疲れさん。 |
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いただいてきたお札と犬用オヤツ。 お札はいまでも大事に飾ってます。 |
同じ東京とはいえやっぱり青梅となるとちょっとした遠出です。それにガッツリ目のハイキングになります。良い体験でした。またお参りできるかな。
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