キャンプ同様、車中泊もデビューです。
我が家の愛車「ししまる号」は、ヌシ様が「車中泊ができるクルマ」ということで選んだハイエース。このクルマだって、まさにこの日この時のために買ったようなモンですからね。それまではクルマ持ってなかったし持とうともしてなかったし。
さて、いざ車中で寝ましょう、ということで。
まずはクルマの後ろ部分を、テーブル外して平らにします(この後部テーブルもホントすぐ使わなくなった)。その上にエアーマット膨らませて敷き詰めて、さらにピクニックシートを敷いて、その上にDODの「わがやのシュラフ」を引きました。クルマのフロントガラスと窓には、それ用に買った吸盤で貼り付けるタイプのシートを貼ります。この時はまだ9月だったし、そこまで高地というほどでもなかったので、そこまで防寒しなくても問題ありませんでした。
ヌシ様は身長が185cmと背が高い上に、「狭いところで寝るのがムリ」「足元や周りに空間がないと眠れない」などなど面倒くさいことを言いたれる人なのですが、自分でやりたいコトなら車中泊だって積極的に取り掛かるんだから、寝られるも寝られないも結局は本人の意識の問題だという話です。ともあれ、割と大男のヌシ様でも問題なく横になることができました。めでたしめでたし、なんですが……
意外なことに僕、店長の方がこの車中泊に少し参ってしまいました。僕は昔からどこでも寝られるし、それこそその昔は路上で寝ていたようなこともあるくらいなので(詳しくは割愛)、クルマの中で寝るなんざなーんてコトはない、とばかりにタカをくくっていたのです、が。
クルマの中で寝る際、スライドドアから車内に乗り込むので普通に乗れば当然、頭は最後部座席側にきて、足がドア側を向くようになります。コレがクセモノで、頭がくるのは座面の部分なので、シートの構造上、仰向けに寝たときに頭が下がってしまう。位置的にちょうど首から頭の部分だけが下がるのです。枕になるものを当てた時に、ようやく平らになるか、それでもまだ頭側に傾いているか、くらい。ヌシ様は気にならなかったそうなのですが、僕はコレが苦手でした。過去に逆流性食道炎をやったことがあり、それを治すのに日頃から枕を高くして寝るようにしているので、頭が下がっているということが気になってしょうがなかった。結局、枕部分にいろんな布モノをかませてなんとか寝たのですが、この問題は車中泊を続けている間、個人的にけっこうな悩みのタネになりました。「狭いところでなんか寝られない」ヌシ様は快適に休めているようで何よりだったんですけれどもね。えぇ。
寝ること自体はさておいても、この車中泊の支度と片付け、なかなかに手間がかかるなぁ、というのは初回からの感想ではありました。回数をこなせば慣れてラクになるのか……もちろん慣れの問題は大いにあると思います。それはテントでも同じだし。ただ、実際のところ、ウチはテント泊に移行してからは一度も車中泊していないですね(2023年現在)。ヌシ様がテント泊のほうを楽しみ始めたということが大きいですが。
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フトンを敷いた車内。ししまるはヘーキで寝てました。 ランタンはエアコンの送風口にフックでひっかけてます。 |
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スライドドア側から。 ヌシ様も仰向けで足伸ばせてます(コレが奥側だとキツい)。 |
無事に一夜が明けて朝ゴハンタイム。憧れだったキャンプコーヒーもちゃんと入れられましたよ。
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フライパンにフライパンでフタ。 イケアで買った小さいフライパンはもともとご自宅用。 |
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目玉焼き、キレイにできました。 ししにはカリカリに犬用ソーセージをトッピング。 |
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やってみたかったキャンプでコーヒー。 ミルは鹿番長さん。 |
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この時はヤカンにドリップしてカップに注いでましたね。 いまじゃカップに直接落として分けます。 |
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初・キャンプコーヒー。 上出来。 |
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